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霊長類におけるグルタミン酸の旨味の起源 ― 体の大きな霊長類は旨味感覚で葉の苦さを克服 ― 2020:12:07:21:01:01
発表のポイント ◆ヒトのように体が大型化した霊長類は、葉に含まれるグルタミン酸に旨味という好ましい味を感じるようになったことで、苦みを持つ葉をタンパク質源としておいしく食べられるようになったことが明らかになりました。
2021/08/27
幼虫の皮がコルセットとなりハエのスレンダーな体型をつくる 2020:12:07:21:01:01
発表のポイント ◆キイロショウジョウバエの幼虫が成長する過程で、幼虫の皮(クチクラ)がコルセットのように胴回りの伸びを抑えることによって、全身の体型を徐々に細長くさせることを見出しました。
2021/01/25
紫外線を利用したアゲハ蝶の擬態術 2020:12:07:21:01:01
発表のポイント ◆ 毒蝶に擬態するシロオビアゲハのメスが、捕食者の鳥が認識できる紫外線(UV)を利用して、翅の白色紋様を毒蝶に似せるメカニズムを明らかにしました。
2021/01/09
マイクロビーム照射を用いて脳神経系の発生や運動機能を解明 2020:12:07:21:01:01
発表のポイント ◆ 厚みがあるメダカや線虫1)の個体の局部を、神経機能に影響しないように麻酔をかけずに、さまざまな照射サイズで刺激できるマイクロビーム局所照射技術を開発.
2020/12/07
クワだけを食べるカイコの食性を実現する 「味覚の2段階認証システム」を発見 2020:09:17:21:01:01
発表のポイント ◆国立大学法人東京農工大学大学院生物システム応用科学府 常藤加菜(2019年3月博士前期課程修了)、農学研究院 遠藤悠特別研究員(現東京大学大学院新領域創成科学研究科 日本学術振興会特別研究員PD)、志井文香(2020年3月博士前期課程修了)、農学研究院生物システム科学部門...
2020/09/17
女子中高生理系進路選択支援イベント「未来をのぞこう!」10月25日(日)開催 2020:09:14:10:00:44
女子中高生のみなさんの理系進路選択を応援するイベントです。 中高生時代から大学や研究、将来のことなど、“先輩リケジョ”たちのリアルなトークを今年度はオンラインで配信いたします。「理系に進もうか迷っている」「理系に進んだらどんな生活になるのか聞いてみたい」など、悩んでいる皆さんのお力になれれば幸いです。
2020/09/14
【開催案内】公開シンポジウム「ウィズ・コロナ時代の健康長寿に向けた高齢者コホート研究」のご案内 (7月20日、Zoomによるオンライン、参加無料) 2020:07:14:17:23:58
本研究科の主催による公開シンポジウム「ウィズ・コロナ時代の健康長寿に向けた高齢者コホート研究」がオンライン(Zoom)で開催されます。【開催趣旨】新型コロナウイルスの感染拡大で猛威を振るうコロナウイルスの渦中においても、日常の生活習慣を見直すことで、健康で暮らしやすい社会システム...
2020/07/14
細胞培養用の液滴カプセルの超高速分取技術を開発  ―大規模1細胞解析による精密医療、創薬、ウイルス検査、スマートセル産業に貢献― 2020:05:30:9:00:25
発表のポイント◆細胞を活き活きとした状態で培養できる大きさの微小液滴カプセルを、従来技術よりも20倍のスピードで分取する新規の手法を開発した。◆本技術が得意とする大きさの液滴内において、細胞の生存率と抗体産生量が上がることを示した。さらに、本技術を用いて増殖スピードの遅い微生物の...
2020/05/30
アルツハイマー病マウスの学習脳活動異常の視覚化に成功 2020:03:04:9:00:51
発表のポイント◆アルツハイマー病マウスでは報酬学習中にセロトニン神経核である背側縫線核(Dorsal Raphe Nucleus)の脳活動が、異常に亢進していることを発見した。◆高性能fMRI装置(国内最高磁場である14テスラのMRI装置)を開発し、課題学習中のマウスの脳活動の全...
2020/03/04
2020/02/27
液-液相分離がオートファジーを制御する仕組みを発見 ~オートファジー研究は次のフェーズへ~ 2020:02:06:9:30:53
科学技術振興機構(JST)微生物化学研究所東京工業大学金沢大学理化学研究所東京大学発表のポイント◆ 細胞内でオートファジーを担う構造体の集まる仕組みや実体は長らく不明であった。◆ 栄養飢餓になるとAtg13たんぱく質が脱リン酸化して他のAtgとともに液-液相分離した液滴を形成し、...
2020/02/06
オートファジーは凝集体でなく液滴状態のたんぱく質を分解する ~細胞内の「ゴミ」は溜まる前の処理が大事~ 2020:01:29:10:00:47
科学技術振興機構(JST)微生物化学研究所東京工業大学東京大学 発表のポイント◆ 選択的オートファジーは病原性のたんぱく質を分解することで疾病の発症を抑えていると考えられてきたが、液滴状態や凝集体などいろいろな状態を  取るたんぱく質に対し、どの状態を効率的に分解できるのかよく分...
2020/01/29
第13回新領域ジョイントワークショップを11月26日(火)に開催します 2019:11:21:13:31:11
新領域ジョイントワークショップは、約40社の企業・団体・官公庁等で働いているOB, OG等の方々からご講演をいただき、その後、懇談する機会が提供されるイベントです
2019/11/21
2019/11/08
先端生命科学専攻の永松大輝さん(M2)が、学会で優秀発表賞を受賞しました 2019:09:30:9:24:35
近畿大学(奈良市)で開催された日本育種学会第136回講演会(2019年9月6~7日)において、永松大輝さん(M2)の講演発表が優秀発表賞に選ばれました。https://www.nacos.com/jsb/07/07prize_2019.html...
2019/09/30
先端生命科学専攻の河岡辰弥さん(D3)と福井理沙子さん(M2)が、学会で学生発表賞を受賞しました。 2019:09:12:11:59:53
静岡市で開かれた酵母遺伝学フォーラム(2019年9月4〜6日)で、先端生命科学専攻・生命応答システム分野の河岡 辰弥さん(D3)が学生口頭発表賞を、福井理沙子さん(M2)が優秀学生ポスター発表賞を受賞しました。​...
2019/09/12
2019/04/11
2019/03/26
ゲノム解析から明らかになった日本列島メダカの2つの旅路 -“出・北部九州ルート”と“出・但馬丹後ルート”- 2018:12:05:14:49:33
・日本列島内のメダカの拡散ルートが、染色体ゲノムを調べることで明らかになりました。 ・特に北日本メダカは但馬丹後地方を起源とすることを発見しました。 ・さまざまな実験手法が確立しているメダカの進化史がわかってきたことで、今後はどのような遺伝子が環境適応に重要だったのか議論することができるようになりました。
2018/12/05
2018/10/04
先端生命科学専攻・生命応答システム分野の久保佳蓮さん(D3)が、酵母遺伝学フォーラム(2018年9月)にて、学生口頭発表賞を受賞しました。 2018:09:25:14:56:26
先端生命科学専攻・生命応答システム分野の久保佳蓮さん(D3)が、酵母遺伝学フォーラム(2018年9月)にて、学生口頭発表賞を受賞しました。​...
2018/09/25
メダカで明らかにされた胚発生過程におけるアポトーシス=ゲノム損傷排除機構の劇的な変化 2018:08:21:15:16:21
題目メダカで明らかにされた胚発生過程におけるアポトーシス=ゲノム損傷排除機構の劇的な変化 発表者保田 隆子(東京大学大学院新領域創成科学研究科先端生命科学専攻 特任研究員)三谷 啓志(東京大学大学院新領域創成科学研究科先端生命科学専攻 教授)尾田 正二(東京大学大学院新領域創成科...
2018/08/21
受精後の遺伝子発現プログラムの進行を調節するメカニズムの一端を解明 2018:07:09:16:33:26
◆受精後の最初の遺伝子発現は、これまで発生に寄与しないと考えられていたが、次の遺伝子発現を引き起こす役割を持ち、発生に必須であることを明らかにした。 ◆受精後に起こる遺伝子発現の変化は、最初の発現が次の発現を引き起こすというステップ・バイ・ステップで調節されていることを明らかにした。 ◆本研究により、受精後の遺伝子発現プログラムを調節するメカニズムの一端が明らかとなり、これが今後の全貌解明への端緒となることが期待される。
 
2018/07/09
遺伝子の機能欠損が高い頻度で顕性遺伝することを発見 2018:05:17:10:00:16
遺伝子の機能欠損は多くの場合潜性遺伝(注1)すると考えられてきましたが、出芽酵母の必須遺伝子(注2)欠損株の細胞形態(注3)を網羅的に調べた結果、必須遺伝子のうち、約6割の遺伝子の機能欠損が逆に顕性遺伝(注4)することを明らかにしました。機能欠損変異が機能を持つ対立遺伝子によって補われないことから、顕性が潜性よりも必ずしも優れているわけではないことになります。
 
2018/05/17